ニキビ肌に10年以上悩み続けた私が、肌荒れを克服するまで

心とつながる美容

こんにちは。この記事では、肌荒れに10年以上悩んできた私が肌質を改善するまで、取り組んできたことを時系列でお伝えします。

普通のお肌になるために、試行錯誤を繰り返し、踏んだり蹴ったり諦めたり・・・。

自分ほど肌荒れに悩んでいる友人はおらず、悩みを分かち合える人もいない。「みんな普通にお化粧楽しんでるのに…!」何度ちゃぶ台をひっくり返したくなったことでしょう。それでも諦めたくなくて、自分の肌に向き合い続けてきました。(ちなみにちゃぶ台は持っていません)

そして今では、ずいぶんと症状が改善し、メイクを楽しめるようになりました。

美容ブログを始めるにあたって、今回思い切ってこれまでの出来事を書くことにしました。

正直、わざわざニキビに悩んでいた過去のことを詳細に振り返るのは、恥ずかしいですし、あんまり嬉しいことではありません。でも、私も体験談に救われてきた一人です。悩める誰かのお役に立てるかもしれないと思い、今回まとめることにしました。

私のこれまでの歩みが、ニキビや敏感肌に悩む方へ、何かの参考になればとても嬉しいです。

1.思春期から10年以上、ニキビと毛穴でお肌荒れまくり

ニキビに悩み始めたのは思春期から。大人になったらニキビは治るだろうと思っていたのに、大人になっても一向に治る気配はありませんでした。おかしい。思い描いていた大人と違う。

思春期には、「アクネケア」「殺菌殺菌」と化粧品を変えてきましたが、ヒリヒリするだけで何も解決しませんでした。解決しないどころか、なんと毛穴が開いていくばかり。(今思うと、「保湿不足」でどんどんお肌を乾燥させてしまい、毛穴を開かせていたのだろうと思います。ベリっと角栓を剥がすパックなんかもやっていました・・・涙)

社会人一年目の頃には、顔中にニキビができて悲しい思いをしました。有名な皮膚科に1年以上通ったり、当時の自分には高価なスキンケアをフルラインで試したり。

皮膚科の先生には、「なかなか治らないねぇ」と言われる始末。皮膚科では飲み薬、塗り薬、レーザー治療、さらに別の病院では漢方をもらい、かなり真剣に取り組んでいました。

食習慣や生活習慣もかなり見直しましたが、大きな改善は見られませんでした。ムッキムキの女性トレーナーに食事指導を仰ぎ、葉野菜と鶏肉ばかり食べた健康的な日々もありました。そして、ほっそりしたニキビだらけの人間が完成しました。

2.「ストレス」と「肌荒れ」が連動していることを発見

その後転職し、以前よりも自分らしく働けるようになりました。すると、不思議とお肌の状態まで落ち着いていきます。

振り返ってみれば、新卒では「苦手」「やりたくない」と思っていた仕事に就いていた自分。大きくスキンケアを変えた訳でもなく、スッと症状が減っていったことで、「もしかして、この肌荒れってストレスから来ていたのかも」と感じるようになりました。

この頃には顔中にニキビができることはなくなり、お肌の症状と心は繋がっているのかもと思うようになりました。

3.予想外!「グリセリン合わない問題」

一番ひどい時と比べるとずいぶんと肌荒れが改善し、やっとメイクも楽しめるようになってきた頃。それでもフェイスラインの肌荒れや毛穴開きの悩みは尽きませんでした。

そんなある時、自然派ケアが好きな友人から一言。「もしかしてグリセリンが合わなくてニキビができやすいんじゃない?」

全く考えたこともなかった言葉に驚いて調べると、確かに自分の使う化粧品は、グリセリンをメインに配合されたものばかり。

さらに詳しく調べていくと、グリセリンが合わない肌質の人は、乳液やクリームを含む「オイル」も合わないことが多いと判明しました。

試しにグリセリンを配合していない化粧品を使ってみてびっくり。確かに以前よりもニキビができにくくなった感覚がありました。同時にオイルもやめると、さらに毛穴が目立ちにくくなったような。ここから「グリセリンフリーの化粧水」中心に保湿をするようになりました。

4.保湿が足りない!?乾燥と毛穴目立ちの新たな壁

グリセリンフリーの化粧水で保湿していくと、今度は困ったことに、乾燥して肌が弱っていくように感じました。

グリセリンはとても安全な保湿剤。決して肌に悪いわけではないため、ほとんどの基礎化粧品に含まれています。グリセリンフリーで、乳液などの油分も使わないで高保湿な化粧水なんて、なかなか存在しません。保湿成分セラミドにもかなりお世話になりましたが、それでも限界があるってもんです。

この頃には、「グリセリンフリー、油分フリーの保湿」と同時に、メイクもほとんどしなくなりました。油分まで排除してしまうと保湿力が弱すぎて、強いクレンジングをするとお肌が荒れてしまうためです。

また、グリセリンのことを教えてくれた友人が「肌断食」(メイクも、クレンジングも、保湿もほとんどしない)を実践していたため、その影響も受けていました。

たまたまコロナの時期で、マスクで生活しており、お化粧もほとんど要らない時期でした。

この頃は、どうにか優しい化粧水だけでお肌を保って生きていました。メイクは、「お湯落ち日焼け止め、そのまま寝てもOK!の粉、お湯落ちマスカラ、色付きリップ」。乾燥がひどい日に限って、ほんの米粒分だけクリームを足して保湿していました。

5.ついに安定期!クレンジングと保湿の「パワーバランス」を見直す

マスクなしの生活に戻り、「やっぱりお化粧したい」との思いから、クレンジング不要の「石鹸落ちメイク」を始めることにしました。洗顔料と、保湿剤のバランスを見ながら、いろんな基礎化粧品を試していきました。

「水分保湿のみで潤いが足りない」問題は相変わらずでした。そこで、日頃使っている化粧水で「コットンパック」をすると肌がずいぶん潤うことを知り、時折コットンパックをするようになりました。

お肌がずいぶん強くなってきた頃に、「やっぱり油分も必要かも」と乳液を足すことに。するとずいぶんとお肌が保湿され、荒れにくくなっていきました。

「石鹸落ちメイク」「優しい洗顔料で洗顔」「水分9割、油分1割」このバランスが整ったとき、お肌がかなり安定した!と感じるようになりました。

「洗浄(クレンジングや洗顔料での洗顔)」と「保湿」のバランスが整った瞬間でした。

しっかりメイクの時は、しっかりクレンジングと高保湿。

軽いメイクの時は、洗顔料だけで落として優しく保湿。

洗浄と保湿のバランスこそが、お肌にとって大切だと実感するようになりました。

6.お肌と仲直り中〜今ここ〜

今は「水分8割、油分2割」くらいのバランスで保湿するようにしています。クレンジングも、メイクの強さに合わせて変えています。

たまーにしっかりメイクの時は、オイルクレンジング。(ニキビができにくいオイルを選んでいます)普通〜軽いメイクの時は、洗顔料だけで落とします。

一歩ずつ段階を踏んで肌が強くなってきた今は、多少乳液を増やしたり、グリセリン配合のパックを使ったりしています。

次なるケアの目標は「毛穴レス」そして「油分とより仲良くなること」。

毛穴レスを目指して、少しずつ調べては取り組んでいます。

【まとめ】一緒にきれいになりましょう

「とにかく普通肌になりたい」「肌荒れでメイクどころではない、でも私もメイクを楽しみたい」その思いだけで、一歩ずつ肌荒れを改善させてきました。

一晩で劇的に変わるケアはないけれど、積み重ねていけばかならず良くなる日が来ます

具合が悪い時は揚げ物じゃなくてお粥を食べるように、「その時その時の肌に合ったケア」を焦らずに続けてみてください。

「今きれいだわ」という人も、一緒によりきれいになっていきましょうね。

また新しいチャレンジをしたらお伝えしていきます。それでは~!

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