「体はそんなに太ってないのに、顔だけなんかパンパン」
これは私のかつての悩みです。
BMIは19くらい。身体は太っていないはずなのに、顔だけはまん丸。
周りにはそんな悩みの人はおらず、「これは一体何なんだ!浮腫み解消で色々したけど治らない!!」とすごく悩みました。
どうにかしたくて訪れた美容整骨院で「原因は食いしばり」と判明して、とても驚きました。
この記事では、食いしばりでなぜ顔が大きくなってしまうのか、どうすれば改善できるのかを、実体験をもとにお伝えします。
(お恥ずかしながら、今でも骨格上、丸顔です。でも、フェイスラインは全盛期に比べて相当シュッとしました。当社比)
1.美容整骨院で言われた、意外な原因「食いしばり」
写真を撮るたびに、大きなまん丸の顔がイヤになり、思い切って「小顔」をうたっている美容整骨院に行きました。(当時の施術代○万円は、社会人歴が浅い私にとって、とても覚悟のいる代金でした…)
そこで教えてもらったのは「食いしばり」
頰の筋肉が普通の人の何倍にも膨らんでいるので、顔がパンパンだと言われました。
一日中ずーっと、無意識に歯を噛み締めていたことで、図らずも頰の筋肉をムッキムキに発達させてしまったようです。
顔マッチョは求めていなかったんですけどね。
2.食いしばりセルフチェック
「フェイスラインが丸い」とひとことで言っても、原因はさまざま。
あなたがもし顔の丸みで悩んでいたのなら、原因が「食いしばり」かどうか、簡単にチェックしてみましょう。
(あくまで私が知り得た範囲の情報ですので、参考程度にご活用くださいね)
【食いしばりセルフチェック】
- 上下の歯が常に当たっている(奥歯を噛んでいる)
- 頬(奥歯のあたり)の筋肉を触ってみると硬い
- 朝起きたとき、あごや歯に疲れた感覚がある
いかがですか?
私は当時、整骨院の先生に「上下の歯と歯の間は、常に離れているのが正常です」と言われて衝撃を受けました。
えっ!!みんな歯と歯をくっつけてないの!?奥歯は常に噛んでいるのが普通じゃない!?!?
と思ったのを鮮明に覚えています。
「食いしばり人間の『普通』は、スッキリフェイスライン人間の『普通』とは異なる」というのが判明した瞬間でした。
3. 食いしばり解決のヒント:舌のポジション
それでは、当時整骨院の先生に教えてもらった技を無料で大公開します!ぜひお悩みの方は役立ててくださいね。
こちらの図をご覧ください。

ポイントは「舌の位置」
『舌の先を、上あご(上前歯の付け根より少し手前)につける』
ここが正しい“安静時の舌の位置”だそうです。
舌を正しい位置に置くと、自然と上下の歯の間に空間ができるようになります。そして、あごの力が抜けて、少しずつ筋肉が緩んでいきます。
あとはひたすら、「思いついた時に正しい位置に舌があるか確認して直す」の繰り返しです。
初めはかなり意識が必要ですが、習慣になってくると、「正しい位置のほうが楽」に変わっていきますよ。
「通常の人の5倍(!)、頰の筋肉が発達している」と言われた私にもできたから、大体の方は大丈夫でしょう。今ではおかげさまで、頰の筋肉はほにゃほにゃに柔らかくなり、普通サイズに戻りました。
4.なぜ食いしばりが起こるのか?個人的考察
そもそもなぜ食いしばりが起こるのか。
当時を振り返ってみると、今と比べてとてもストレスのかかる仕事をしていたように思います。
「自分には合わない」と何年も自覚していたのに、なかなか辞めることができませんでした。
それで、心の中も文字通り「歯を食いしばっている状態」だったのかな、と気づきました。
あくまで私の場合です。
今すぐに環境を変えることができなくても、心の持ちようは変えられたはず。
苦手な仕事の中にも楽しい部分を見つけたり、楽しい趣味を持ってみたり、もし「捉え方」を変えることができたら、ストレスを減らしながら別の道を探していけたなと、今となっては思います。
5. まとめ:あごをゆるめて、顔もすっきり
フェイスラインのお悩みの原因はさまざま。
今回は「食いしばり」という視点で、フェイスラインをすっきりさせるコツをご紹介しました。
顔の丸さで悩んでいる方は、一度「筋肉のこわばり」をチェックするのもアリかもしれません。
舌の位置を整えて、お顔も心もゆるめていきましょう。
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