長時間、寝ても寝ても疲れが取れない。腰が痛い。首も痛い。
「なんかベッドも枕も合ってない気がする!」そう思っていたのは、少し前の私です。
マットレスだけで数十万、枕も何個も買い替えてきました。
長い『寝具難民生活』を経て気づいたのは、「枕とマットレスはセットで見直すのがいい」ということでした。
なかなか自分に合う寝具がない…と悩んでいる方へ、何かのヒントになれば嬉しいです。
【体験談】寝具を変えても腰痛や疲れが取れなかった日々
最初に、私の寝具難民の歴史をさっくりとお伝えします。
これまでにマットレスを2回、枕を5回ほど買い替えました。
マットレスは、初めは大手寝具メーカーの少し柔らかめのマットレス。2回目は、これまた別の有名メーカーの少し硬めな「体圧分散マットレス」。その後、2回目のマットレスの上に敷くタイプのマットレスを追加しました。
枕は、オーダーメイドや、店舗で高さ調整をしてもらったものなど、いずれも5000〜1万円前後のものでした。
それぞれに、品質はある程度担保されたもの。でもどれもしっくりこず、買ってしばらくすると腰痛や肩こりが発生してしまいました。
長時間眠っても疲れが取れない。なんだか腰が痛い。高さが合っていない感じがして、なかなか寝付けない。こんな生活が何年も続いていました。
気づいたこと①「マットレスと枕のバランス」が大切
かなりの時間と金額を費やしてやっと気づいたのは「枕とマットレスのバランスが大切」ということ。
- 柔らかいマットレス+高めの枕(腰が沈みすぎた)
- 硬いマットレス+柔らかい枕(横寝すると枕が低くて首が痛い)
- 硬いマットレス+硬くて低めの枕(硬すぎて身体バキバキ)
こんな風に、マットレスと枕のバランスが取れていないと、体のどこかが痛くなる、ということに気づきました。
気づいたこと②自分に合う「硬さ」を知る
一番最初に腰痛が現れたのは、柔らかいマットレスでした。
そこで、「私は硬めがいいんだ」と考えて、次は硬めのマットレスにしました。
本当は、店員さんには同じモデルの柔らかいほうを勧められていたのですが(基準体重から判断して)、店頭で何度か寝てみて、硬いほうが心地よかったので、硬いほうを選びました。
買ってしばらくしてから、腰が痛くなり、「ああ、流石に硬すぎたんだ」と気づきます。
最終的にエアウィーヴという、マットレスの上に重ねるタイプのマットレスを試したところ、程よい硬さになって腰痛がずいぶん和らいでいきました。
枕も少し柔らかめのものに変えてみたところ、私の体にぴったり。
たくさんの枕を使ってみて「枕は柔らかいのが好き」という自分の好みにも気付くことができました。
寝具売り場で「ちょっと寝てみる」だけじゃ分からない
「マットレスと枕の高さ合わせ」これは、どの店員さんもやっていること。
これまでの枕選びでは、必ず「店頭のマットレスの中で、自宅のマットレスの硬さに近いのはどれか」と聞かれていました。
でも、そうやって合わせてもらっても、「数分寝てみる」のと「実際に睡眠をとってみる」のとは大違い。
最初はいいと思っても、長く使ってみると「合わない…」ということがかなり多かったです。
できれば「使ってみて、合わなければ返品OK」こんな商品だと、納得して購入できるのでおすすめです。
私が今使っているもの(エアウィーヴ)も、「1ヶ月使ってみて、合わなければ返品OK」というサービスがついていたのでとても良かったです。
今の私の寝具セットと使用感
マットレス:エアウィーヴ
手持ちのマットレスの上に重ねて使うタイプのマットレスです。
個人的に腰痛が軽くなりました。また通気性が良いので、カビの心配がなくなったのも良かったです。夏用の涼しめカバー、冬用のあったかカバーの両面になっています。
ほぼ空気でできていますが、思ったより重いです。
通販ですが、1ヶ月お試しして合わなければ返品OKでした。このサービスは寝具難民にはけっこうありがたかったです。
枕:現在はバスタオルを折って自作
お気に入りの柔らか枕がへたってきたので、一旦バスタオルで自作しています。
低くて、ちょうどいい高さに調節できて良いです。
エアウィーヴの枕も気になっているところです。試してみたらお知らせします。
まとめ:寝具は単体でなく「相性」を見直すのがおすすめ
枕とマットレスは「一緒に見直す」のが大切。
どちらかが体に合っていても、片方が合っていないと身体のどこかがしんどくなります。
私の場合は「硬さを合わせる」ことで慢性的な身体の痛みが改善していきました。
できれば、同じメーカーで揃えると、店頭でも合わせやすくて失敗しにくいのではないでしょうか。
迷っている方は、「返品可能な製品で試してみる」のがおすすめです。
快適な睡眠へ、何かのヒントになりましたら幸いです。
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