パスタ大好きな私は、「おうちで本格っぽいパスタを作りたい」という理由でバジルとイタリアンパセリを植えることにしました。プランターに土で何かを育てたことはありますが、水耕栽培は初めて。早速失敗しましたので、やってみて分かったことをシェアします。
バジルとイタリアンパセリの水耕栽培を始めました
バジルとイタリアンパセリを選んだのは、好きだからです!
バジルはもしたくさん育ったらジェノベーゼにしたいし、イタリアンパセリは何かとパスタレシピに登場して、爽やかさを出してくれていいなと思いました。かの有名なペペロンチーノも、イタリアンパセリの風味があるのと無いのでは大違い。
室内で省スペースで育てたくて、水耕栽培にしました。
事前に調べた水耕栽培の方法
豆苗以外、室内で育てるのは初めて。まずは水耕栽培について、いくつか調べてみました。
種から発芽まではスポンジで○
水に浸したスポンジに種をまく。スポンジの高さの半分くらいまで水を入れるといい。
芽が出たら液肥
芽が出たら液体肥料をあげる。頻度は週1くらい
芽が出たら根っこのスペースを確保
根っこをたくさん伸ばせるように水の中に空間を作っておく
スポンジを容器の底に直置き→土台を作ったりして、容器の中で高さを出す。
(ペットボトルの蓋を逆さにして容器を作ると、自然と空間ができますね)

容器は遮光がベスト
透明の容器は毎日水換えしないと藻が生える。
遮光の容器 or アルミホイルを巻くのがおすすめ。
「有機液肥」を間違って買いました
芽が出たので、ネットで「水耕栽培 液肥」と調べて出てきたなかで「有機液肥」というのを買いました。
実際にあげてみたら、なんかいまいち育ちません。
色々と調べたら、水耕栽培には「化学肥料」が正解みたいでした。
そして「有機肥料」は、土がないとうまく機能しない肥料と分かりました。
じつは水耕栽培用の肥料を調べたら、化学肥料ばっかりで、「化学調味料と添加物」をイメージして、なんとなーく嫌だなと思って有機にしてみたんです(ここがアホポイント)
次の項では、調べてみて分かった「有機肥料と化学肥料の違い」をお話します。
有機肥料と化学肥料の違い
有機ってなんとなく体に良さそうなイメージだったけど、ガーデニングでは、ざっくり「有機物」「無機物(こっちが化学肥料)」というジャンル分けでした。
有機肥料とは「土の中の微生物が必要な肥料」
土の中と水の中ではずいぶん環境が違います。
土の中にはたくさんの微生物がいて、肥料を植物が吸収しやすい状態に分解してくれます。(でっかい栄養の塊を、植物が吸い上げられるように液体にしてくれるイメージ)
でも、水の中には、土にいるような微生物はほとんどいません。
有機肥料は、「土の中の微生物が分解してくれる」ことを前提とした栄養が含まれているので、これをそのまま水耕栽培の植物に与えても、分解されないままで植物は吸収しにくいんです。
分解されない栄養素が残って、水が濁ったりします。
水耕栽培は化成肥料がおすすめ
化成肥料は、植物への栄養素がそのまま入っているイメージです。
「植物がそのまま吸える形で作られている」から、微生物の助けがほとんどない水の中でも、すぐに効いてくれます。
ただの栄養の塊なので、無農薬で育てることができますね。
水耕栽培に良さそうな液肥を紹介
「微粉ハイポネックス」
色々と調べて、この「微粉ハイポネックス」に辿りつきました。
液体のハイポネックスもあるんですが、粉のほうが水耕栽培に適しているそうです(公式の動画より)。

水で薄めて使ってみてください。希釈濃度は使い方によってパッケージに書いてあります。
私は500mlペットボトルに、付属のスプーン1/2杯を水で溶かして使用しています。余った分は直射日光の当たらない場所で保管しています。
(ちなみに、微粉ハイポネックスは、どんなに頑張って混ぜても溶け残りは出てしまうようです。あまり気にせず…)
【余談】
間違って買った有機液肥は、プランターのお野菜にかけています。有機液肥は、土での栽培にはぴったりです。
まとめ
水耕栽培の肥料は、「化成肥料」が良さそうです。
水耕栽培に興味のある方へ、何かの参考になれば嬉しいです。
またチャレンジしたらお伝えしますね。
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