「いいって聞いて買ったけど、なんかイマイチだった…」せっかく買った基礎化粧品、あまり効果を実感できないなと思うことはありませんか。
私は数えきれないほどあります。
もしかしたら「化粧品そのもの」じゃなくて、「使い方」が合っていないだけかも。
今回は、同じ化粧品でも効果が変わるかもしれない、工夫次第でできる「0円テクニック」をご紹介します。
私の肌質についてはこちらの記事をご覧ください。ちょっぴり敏感肌、ニキビ肌寄り。今は割となんでも使えます。
1.【しばらく様子見】「合わない」と即ジャッジしないで!
結果的にお肌に合ったな〜という化粧品ほど、あまり自己主張が激しくないことが多いです。(優しい使い心地のことが多い)。まずは1ヶ月くらい使ってみるのをおすすめします。できれば、1本使い切るまで。
効果があまり感じられない、それはもしかしたら、ちょっぴり判断が早いだけかもしれません。
その日のお肌の調子で感じ方が変わることもあるので、「うーん、まあまあ」くらいだったらまた何度かチャレンジしてみるのがおすすめ。
劇的な効果があるものは、医薬品や美容医療がほとんど。一般的な基礎化粧品で、使ってすぐにハッキリと効果が出るのは考えにくいです。「明らかに合わない場合を除いて、色々試しながらまずは使い切ってみる。」これが私のおすすめです。
最初はそこまで変化を感じなくても、使っていくうちに意外とお肌に合っていた!なんてこともありますよ。
2.【タイミングを変える】肌がご機嫌な日に再チャレンジ
今日は調子がよくないな。そんな日には、新しく使ってみた化粧品の印象も悪くなることが多いです。生理中など、ホルモンバランスでお肌が敏感な日もありますよね。
あんまり調子のよくない日だなと感じたらお休みして、また調子が戻ってからチャレンジするのも大切です。
3.【量を調整する】実は「少なすぎ」かも?
化粧水については、「少なすぎ」というパターンが多い気がします。
なんか乾燥する、なんか毛穴がずっと開いてる感覚がある、というときには、いつもの化粧水をパック用のコットンにひたひたにして、5分くらいパックするのがおすすめ。
毛穴開きはいろんな原因、いろんな対処法がありますが、保湿が足りないという場合が多いように思います。(保湿「だけ」では解決しませんが、毛穴目立ちを減らすサイクルで、保湿はとても大切)
乳液やオイルなどの油分も、苦手だと減らしがちですが、たっぷり水分の後に適量つけたほうが良さそうです。
逆に油分が多すぎて肌荒れになる場合もあるので、自分が水分と油分どっちが得意なのか、どれくらいの量が合うのか、時には「自分にとって当たり前の量」を疑って試してみるのはいかがでしょうか。
4.【使い方を見直す】
①ハンドプレスorコットン
面倒でちゃちゃっとハンドプレス(プレスというかほぼ塗り広げるだけ)、という日もあったりしますよね。
疲れきっている時はテキトーでも寝てしまいましょう。
ハンドプレス派なら、「時間がある日はじっくり10秒ずつ」がおすすめ。
「あ〜お肌がひたひたになったなあ」と感じるまで何度も重ね塗りすると、翌日お肌の調子がすごく良いです。
そしてコットン。
コットンについては、少し良いものを使うとハンドプレス以上に効果を感じることも。
おすすめはコットンパックです。
【コットンパックのやりかた】
- パック用コットンを、いつもの化粧水でひたひたに
- 4~5枚に分けて5分ほどパック
- (うっかり顔に余白ができちゃったら、余白のところは化粧水をひたひたに付ける。)
- はがす前、コットンの上からじっくりハンドプレス
- 乾く前に取る
コットンパックはシェルクルールのものがやりやすいですよ。
②クレンジングの乳化
「お肌に優しいけど汚れもしっかり落とす!」と書いてあるはずなのに、汚れがいまいち落ちないし、そのせいで何回も擦るから肌に優しくもない!
そんなことはありませんか。
オイルやリキッドのクレンジングは乳化がとっても大切。
乳化とは、油と水をなじませてミルク状に変えること。
クレンジングを落ちやすく、肌負担を減らすために大切なステップです。
(クレンジングミルクの場合は、すでに乳化していて、この乳化は必要ないと言われています。)
あるとき、「乳化したつもりが、全然できていなかったから落ちなかった!」ということに気づきました。
製品のせいではなく、自分の使い方が原因でお肌が荒れているのかも・・・
たっぷりとクレンジングをなじませたあと、ほんの少量の水を手にとって優しく顔に当てていく。
私の場合、この水の量が多すぎたことがわかりました。手が濡れるか濡れないかくらいの量で良かったんですね。そして何回か同じように、ごく少量の水をお肌にくるくる。何回かくるくる。
めんどくさがって、すぐバシャバシャ!と洗っていたのが間違いでした。
クレンジングオイルを使ったら100%お肌が荒れていたのが、乳化をしっかり意識したことで荒れなかった!
そんな経験があって、自分の使い方を見直してみるようになりました。
5.【使う部位を変えてみる】体に使うのもアリ
せっかく買ったのにちょっと微妙かも!そんな時は、身体に使うのもアリです。
顔だといまいち実感がないなと思っても、ハンドクリームとして使ったら良い感じ!ということもあります。
肘やかかとも良さそうですね。
「高級なクリームだけど少し時間が経っちゃった気がする。顔に使うのは心配だけど、品質に変わりはなさそう。」そんな時にも、冬場のハンドクリームにして使い切ったりします。
あくまで自己責任ですが、においを嗅いだりしっかり見てみて変わりないものはちょっと使ってみます。ハンドクリームにしてはリッチですごく使い心地が良かったりするんです。
もちろん、明らかに変色したり劣化しているものはトラブルのもとなので、サヨナラしましょうね。
まとめ
「この化粧品、イマイチかも…」そんなときは、今回ご紹介した
- 使う期間
- タイミング
- 量
- 使い方
- 部位を変える
といった「0円でできる工夫」を思い出してみてくださいね。ひと工夫で、意外とお肌と仲良くなれることもありますよ。
焦らずじっくり、ご自身のペースでいろいろ試していけたらいいですね。
コメント